・短期取引でも毎日取引しない
初心者にありがちなのが、毎日取引をする行為に陥ってしまう事です。FXは基本的には平日なら24時間取引可能なので、仕事終わりの午後8時や9時頃から参戦するサラリーマンが多いと思います。少額ならよい練習になりますし、スキャルピングや翌日まで決済する注文を入れているなら、そこまで大きな損失にはなりません。しかし、毎日取引するのは精神的に良くないですし、勝っても負けても最初に決めた己の自己ルールから逸脱する可能性が極めて高くなります。ですから、勝っても負けても、まずは連続取引をしない様に心掛けて下さい。

・チャート分析だけに拘らない
FXのチャート手法や分析で多いのが、自分が得意とするチャートパターンになったら勝負するという理屈です。確かに、ある一定のチャート形になると、現状は売られ過ぎや買われ過ぎと判断できそこから反発すると予想ができます。しかし、そこにはコロナ相場やリーマンショックではないですが、過去からの経験がまったく役に立たない予測不能な値動きを取る事が暫しあります。チャートの形は飽く迄も参考程度にして、現在値が適正価格だと捉えるのが正解です。しかし、これにあまりにも捉われると取引チャンスを全て見逃す事になります。ですから、最初に建てるポジションを少なくし様子見をして、予想通りの動きとなった時にさらにポジション数を増やすのがベテラン投資家の方法です。

・長期取引ではナンピンをしない
手法の一つにナンピンというものがあります。これは上がると予想したのに下がってしまった場合、損失を決済するのではなくさらに買い増ししてポジションを増やす方法です。所謂平均の購入価格を下げる事で、多少の反発で利益が出るのですが、さらに下落すると損失がより膨らむという危険を伴う手法でもあります。FXで成功している多くの投資家は推奨しないですし、私個人もおススメしませんが、どんな手法を使ってもまったく利益が出ないと、ナンピンを用いて利益を上げたくなる気持ちも理解できます。では、具体的にどのようなナンピンならOKなのかと言うと、まず絶対に守るべきなのは長期取引では使用しない事です。ズルズルと損失ポジションを持ち続けるのは、悪夢の様な日々が続くので絶対に禁止です。ですから、例えば相場が変動しやすい月曜と金曜は取引しないで、火曜に建てたポジションが逆行したなら水曜にナンピンをするのはありかも知れません。そして木曜で上がっても下がっても強制的に決済する。この様な強い意志があるなら、ナンピンも決して悪手とは言えないです。上手に使えば勝率が上がり、その反面で一度の負けの損失も多くなります。その見極めやバランスが、FXの面白い所であり、稼げるか損失だけのトレーダーの分岐点となります。